日記

『Wake Up, Girls! FINAL TOUR – HOME – PART Ⅲ KADODE 大阪公演 』感想

Wake Up, Girls! FINAL TOUR – HOME – PART Ⅲ KADODE 大阪公演の2日目の両部に参加したので、その感想を書き連ねたいと思います。

端的に言って最高でした。
その記憶を風化させたくないので、できる限り今のうちに書いておきたいと思います。乱雑に書き連ねた文章なので読みづらいかとは思いますがご容赦を。

まずはじめに、大変失礼ながらWUGについて勉強不足であり、楽曲を聴き込むどころかメンバーの顔と名前を完全に一致させることができないままに参加したことをお詫びします。あとこの記事ではメンバーの愛称は書かずに基本さん付けにしてます。普段から推しにも名字+さん付けなので。

ライブ感想の前に。WUGとの出会い

僕がWUGというコンテンツに一番最初に触れたのは、『Wake Up, Girls!×楽天コラボナイター2018』でした。

初年度からの楽天ファンということもあり、仙台での楽天主催試合はテレビで観戦、ビジターで関西に来ることがあればたまに行っていました。

その中で、WUGナイターを2014年から毎年行っていることは、WUGについて詳しく知らない一オタクとしても知っていましたし、当時ラブライバー(死語)だったこともあり「楽天とコラボしているアイドルアニメがあるならちょっと興味があるな」と思っていました。「興味を持つ」からその先に行動を移さなかった当時の自分をしばき倒したいです。

で、2018年のWUGナイターは行ってみようと思い、久保ユリカ界隈のオタクで周囲に熱心にWUGを布教していたオタクにお願いしてチケットを譲っていただきました。

スペシャルイベントでは茂木の話題が出たのでタオルを掲げたらレスをもらい、ゲーム中は可愛く応援するメンバーの皆さんを見て和み、みんなで極上スマイルに合わせて応援して、試合には勝つという最高の一日を過ごすことができました。(なお仙台住みのオタクを誘ってその試合のあとの土日・阪神戦に行ったら二連敗した模様。)

あ、地味にこれに写ってます。

そんな、楽しい1日を過ごした翌日に飛び込んできたのがWUG解散のニュース。あんなに笑顔で楽天を一緒に応援していたのに、その裏にそんな爆弾を抱えていたのかと衝撃を受けました。その翌日には梨田監督辞任のニュースも飛び込んできて、元近鉄ファンの僕は仙台空港で泣きました。

当時の僕は、ともあれ、せっかくWUGナイターで初めてWUGというコンテンツに触れることができたんだから、解散までどれか一つは行けたらいいなと軽く考えていたのでした。

1月13日。ライブ当日

WUGナイターの後でファンクラブに入り、今回のライブのチケットを取りました。昼の部の席はかなりよく、G列通路側と珍しく席運に恵まれました。夜の部は、後ろの方でしたが、表情まではっきりと見えずとも高くから見えるので全体が見渡せてよかったですね。

グッズについても、Tシャツは普通に着れるし(僕の推しはたまに着るのが恥ずかしいものを出してくる)、ワグナーブレードは握りやすくて色変えがしやすい工夫が散りばめられていて、かつ輝度もそこそこ高めで大満足でした。あの形状は初めて見たですが、最近では一般的なんでしょうか? チューブトップだけ変えて他の現場でも使おうかと思ったぐらい良いですね。

昼の部はひたすら視覚情報で楽しむことに注力しました。こんな前なのに、コールやブレードの色を気にして目で楽しめなかったら損だと思ったので。色々と「あっ!このシーン良い!」というのはいっぱいあったんですが、特に永野愛理さんの可愛らしさと、青山吉能さんの凛々しさ、吉岡茉祐さんのカッコ良さには目を奪われました。

永野愛理さんの楽天愛に心を打たれて(あとシンプルに顔が好き)「WUGではこの人を応援する!」と決めていたので、ずっと見ていたのですが、WUGナイターユニを着ていたせいか途中で目が合ったように感じてとても幸せでした(オタク特有の勘違い)。

昼夜ともに、『地下鉄ラビリンス』で客席に降りてくるシーンでは、永野さんがR側には来なかったのがちょっと残念でしたが、他のメンバーでもこんな至近距離で見れることなんてなかなかないのでめちゃくちゃ嬉しかったです。確か青山さんと田中さんがこっち側に降りてきていたと思いますが、一人ひとりに目を合わせて手を振ってるのが印象的でした。

夜の部でも色々といいシーンはあったのですが、特に好きだったのは『HIGAWARI PRINCESSでの絶叫』。吉岡さんが「今日だけは可愛い可愛いプリンセスなんだからー!」と叫んだあとの青山さんの指差しで「やーいやーい」とイジっているようなあの瞬間、最高にエモかったですね。きっちりと最後に掘り返してイジられていて笑いましたw

また、今回連番したオタクも僕と一緒でWUGの知識がないオタクだったのですが、あの手紙について「この子たちのこと知らないのにあの手紙で泣いてしまった」と言っており、非常に共感できました。僕もほぼほぼそのディテールを知らないのに、メンバーがお互いを想い合っていること、ぶつかることもあったかもしれないけれど今こうして同じステージで最高のパフォーマンスを演じる仲間であることがヒシヒシと伝わってきて感極まるものがありましたね。

楽曲については正直勉強不足は否めなかったのですが、前述のWUGナイターのチケットを融通してくれたオタクに熊本公演のセトリを教えてもらってアニュータでひたすら聴きながら、主要なコールを叩き込みました。熊本公演のセトリでアニュータにある曲をベースに予習していたので、ソロ曲や新曲などは頭に入っていませんでしたが、最低限コールはできたかなと思うので、良しとします。

特に聴きたいと思っていた『少女交響曲』『素顔でkiss me』『7 Girls War』『16歳のアガペー』『Polaris』『タチアガレ!』『極上スマイル』が聴けてよかったのはもちろん、他の曲も一つ一つが演出・歌唱ともに非常に良かったです。予習から漏れていた曲も「まだ聴けていないのにノれる・楽しめる」という不思議な感覚を味わっていました。

ソロコーナーもどれも良かったです。『minority emotions 』は本人の印象にピッタリの可愛い曲でしたし、『あのね』は思わず棒立ちになって聴き入ってしまうような曲でしたし、『狐草子』は自分好みの和風ロック(?)でしたし、『七つの海のコンサート』は可愛らしさと爽やかがあって背景の演出もコミで良かったですし、『GloriA』は問答無用で最強ですし、『HELP ME! みゅーちゃん!』はライブ映えする電波曲で楽しかったです。

特に『GloriA』。あれやばすぎです。強すぎです。女性声優アイドルグループのライブでこんな曲聴けるとは思っていませんでした。家に帰ってから試聴動画を見ましたが、断然ライブVerのほうがよかったですね。あの瞬間だけロックバンドのライブに来たのかと思いました。

新曲『言葉の結晶』は楽曲自体が上手く言葉にできないほど好きになりました。どこか心臓の鼓動を思わせるような、水面に雫が溢れ落ちるような、あの雰囲気が大好きです。それだけじゃなく、昼の部の最後に「静寂感を出したい」「暗くしたら面白いかも!みんなも光消して!」というような発言があって、それをすぐに夜の部で実践して形にするのが本当にすごい。

あまり他のコンテンツのことを例えで出すのは良くないと思うのですが、ラブライブ!だとSnow halationが白→オレンジに変わるというのが自然発生的に浸透していったと聞きます。そうやって回数を重ねるごとに舞台装置としてのオタクが改良され、ライブが進化していくのってとても素晴らしいことだと思うんです。それが『言葉の結晶』ではたった一回のライブで進化が一気に前に進んだ。本当にすごいことだと思いますし、正直鳥肌が立ちました。

Twitterでも少し書きましたが、あの瞬間についてはラブライブ!μ’s FINAL LOVELIVE!の初日の開演前リハでSuper LOVE=Super LIVE!の9連色替え決まった時ぐらいのカタルシスを覚えたんですよね。結局あれは本番では2日間とも成功しませんでしたが、『言葉の結晶』で赤一色に染まった会場が一気に真っ暗になり、その後一気にそれぞれの推しの色で染まる瞬間をまた見たいと思いました。『言葉の結晶』が僕にSSAに行く動機を与えてくれました。有給申請しなきゃ……。

最後に

すべてを書き出すには時間と記憶力が足りないので、あやふやな内容になっているような気がしないでもないですが、『Wake Up, Girls!』というコンテンツに、そして彼女たち一人ひとりの一挙手一投足に心を震わせられたことを少しでも記録しておきたいと思った次第です。

ライブが終わった後は「もっと早く出会いたかった」「なぜもっと早く自分から触れなかった」「この人たちが7人で活動するのは3月までという事実が受け入れられない」「どうかWUGナイターだけでも」という気持ちでいっぱいになりました。また、久しぶりにワクワクして、そのワクワクを最後まで維持したまま終えることができたイベントでもありました。

おそらく自分がもう一度行けるとしても最後のSSAだけになるでしょうが、そのSSAに行けるように頑張って調整したいと思います。『言葉の結晶』のあの瞬間を見せられたのにも関わらず、それをSSAで見ずに平気でいられるオタクではないので。

とりあえず、1月23日にでるベストアルバムは買って、しっかり予習していきたいと思います。

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くろこ
趣味にはぬるくゆるく浅くたまにガチで取り組んでいます。やりたいことはコロコロと変わっていくので”ゆるーく気ままに”やってます。