500年ぶりにブログ書いたら文章の書き方忘れました。
こんばんは。どうもくろこです。
今まで使っていたPCが不調で、色々いじっていたらマザボメーカーロゴから先に進まなくなってしまいました。めんどくさいのでPC新調で解決することにしました。
なので今回は、給付金プラスアルファで令和最新版自作PCを組んだときの話と一ヶ月間使ってみた感想を書いてみたいと思います。
なお、パーツを買った後になんやかんやいじくり回してたらまた旧PCも起動するようになりました。まあ、旧PCへの不満も募っていたので良い機会だったと思うことにします。
自分自身、PCパーツ類には詳しくないので誤ったことを書いている可能性もありますが、その辺りは多めにみていただけると幸いです……。
まずはパーツ選び
今回PCを組む目的は以下のとおり。
- メインPCとして必要な作業を苦痛なくこなしたい
- 最新ゲームをFHDでそこそこの画質で不満なく遊びたい
- ゲームの垂れ流し配信を高画質でしたい
- 画像編集などをストレスを感じずにしたい
- 動画編集もゆくゆくはやっていきたい
メインPCとして、複数タブを開きっぱなしのブラウジングをしながら、何かしら作業をすることを苦にすることなく行いたいというのが一番重要。前のPCだとYoutubeを開いているブラウザのウインドウサイズを変更したりすると、映像だけ止まるということもありました。
あと最新ゲームをFHDでそこそこの画質、できれば最高設定に近い画質でやりたいというのも大きいです。ミドルレンジクラス程度のグラフィック性能が求められるゲームでも、スペックの問題で諦めた作品はいくつもあるからです。
やるかどうかは別として、FF15クラスの高いグラフィック性能が求められるゲームは最高画質じゃなくても良いですし、60FPS安定すれば問題ありません。そもそもそんなに良いモニターは持ってないし。
前に外付けキャプボも買ったので、高画質でゲームを垂れ流し配信したいなという欲もあります。
あとは写真の現像やデザイン作業をやってちょっとずつWebデザインも勉強していきたいなーとか、表に出すかは別として動画編集とかもやっていきたいなーとか考えています。
そんなこんなで、こちらが選んだパーツ一覧です。
種類 | 製品名 | 購入価格 |
マザボ | MSI X470 GAMING PLUS MAX ATX | 12,222円 |
CPU | AMD Ryzen 5 3600 | 23,880円 |
グラボ | ZOTAC GAMING GeForce RTX 2060 Twin Fan | 39,877円 |
メモリ | Team Vulcan Zシリーズ DDR4 3000Mhz(PC4-24000) 32GB(16GBx2枚) | 15,480円 |
SSD | Western Digital WD Black SN750 M.2 NVMe 500GB | 14,121円 |
HDD | Western Digital WD Black WD6003FZBX SATA 6TB | ※流用 |
電源 | Corsair RM850x -2018-850W [80PLUS GOLD] | 13,822円 |
CPUファン | サイズ 虎徹 Mark II | 3,636円 |
ケース | COUGAR PANZER MAX | 18,345円 |
5インチベイ | LG 14x SuperMultiBlue Blu-ray Disc Rewriter
EASYDIY USBポート |
※流用
3,750円 |
その他 | ARCTIC MX4
Novonest 120mm 冷却LEDファン PCケース用 静音タイプ |
1,287円
2,980円 |
総額149,400円! 15万円以内で収めることができました。
※流用はカウントしていません。
※購入価格欄は購入時のAmazonでの販売価格です。
ご覧の通り、前PCからの流用パーツはごく一部です。
イメージでは自作PCというのは少しずつパーツを変えていったら2台目のPCが自動的に生える……という感じでした。が、以前のものは5年ほど前に組んだA10-7800を使用していたこともあり、流石にFM2+は時代遅れ感があるのでやむなし。Ryzen使いたかったし。
マザーボードの選定理由
正直あまり深く考えませんでした。調べるのに面倒になって『X470でATXで1万前後!』ぐらいでしか考えていません。
強いていうなら、B450とどちらにするか考えましたが(購入時はB550マザーボード発売直前でした)、X470のほうが拡張性が高そうなので後々何か追加したくなっても困らないかなといった程度。迷ったら上位グレードかな、と。SLIやる予定とかないんですけどね。
この選択が合っていたのかはわかりません。B450でもよかったかもしれませんね。
X570は2万円以上するものが多かったのでパスしました。
パーツを選んでいる時はパソコンが使えない(Windowsが起動しない)状態だったので、色々調べようにもパソコンを使えないと、情報探すのめんどいんですよね。スマホは何かと何かを比較して情報収集というのに向いていないな……と改めて感じさせられました。
CPUの選定理由
前に使ってたものがAMD製APU A10-7800だったので、今回もAMDをチョイス。Ryzenがすごいすごいと聞くので気になっていたんですよね。
Ryzen 5のなかでも以下の4つで迷いました。
製品名 | 販売価格 |
Ryzen 5 3500 | 16,300円 |
Ryzen 5 3500X | 20,980円 |
Ryzen 5 3600 | 24,222円 |
Ryzen 5 3600X | 29,978円 |
※販売価格欄は購入時のAmazonでの販売価格
この中では一番安くて高コスパと名高いRyzen 3500にしようと思ったんですが、結局3600を選ぶことにしました。
その理由は以下の通りです。
製品名 | Cinebench R15 マルチ | Cinebench R15 シングル |
Ryzen 5 3500 | 1020 | 183 |
Ryzen 5 3500X | 1129 | 188 |
Ryzen 5 3600 | 1578 | 196 |
Ryzen 5 3600X | 1647 | 203 |
引用元: CPU性能比較表【2020年最新版】 | PC自由帳
シングルのスコアではあまり大差はないように見えますがマルチのスコアでは大きく開きがあります。どれも以前使っていたA10-7800のマルチスコア239 シングルスコア61と比べると異次元なんですけどね。
また、こちらのサイトでは以下のように記載されています。
デスクトップ向けCPUの場合 | ||
1500 ~ 1999点 | 高性能 | ほとんどのユーザーにとって十分すぎるほどの高性能です。 |
1000 ~ 1499点 | なかなか良い | ほとんどのユーザーにとっては、必要十分と感じる性能 |
引用元: 【2020年版】「CPU」のベンチマーク性能比較表【538個収録】 | ちもろぐ
なのでマルチスコア1500を超える第三世代Ryzenが欲しいなぁと漠然と考えました。候補は3600と3600Xに絞られたというわけです。
ではどちらにするか。
3500Xと3600での5000円の価格差と、3600と3600Xの5000円の価格差を比較した際、3600と3600Xではマルチスコアの伸び幅が少ないように感じました。 その結果、Ryzen5 3600を選ぶことにしました。不満に感じれば新調したらいいかなと思っています。
CPUファンは虎徹Mk2を使用。グリスはMX4を塗っています。
グラフィックボードの選定理由
『最新ゲームをFHDでそこそこの画質で不満なく遊びたい』というニーズを叶えるなら、もう少しグレードを落としたグラボを選択するのもありだったかもしれません。ですが、どうせ不足を感じて後から買い直すならちょっとだけ背伸びしようかな、と。
黒い砂漠をリマスターモードでやりたいとか、Steamで積んでるゲームを消化したいとか色々ありましたが、結局はマイクラをレイトレーシングでやってみたいというのが一番の決め手かもしれません。
RTX 2060はレイトレーシング対応グラボの中でも最安値なので、その中でも安くて評判の良いZOTACのこれにしました。FHD程度なら買い換えることなく向こう数年先まで快適に遊べたらいいな。
A10-7800 内蔵グラフィックスのR7 250から格段に向上したので、ゲーム出来るのが楽しみで仕方なかったです。
メモリの選定理由
特に深く考えてないです。
赤い!
かっこいい!
3000Mhz!
32GB!
以上。
(3200Mhzの方買えば良かった)
SSDの選定理由
M.2 SSDで調べたら出てきたのがこれだったというのもありますが、旧PCから流用するデータ保存用のHDDもWD Blackだし統一感出て良いのかなと。
WDに対しては高信頼性というイメージがあります。ヒートシンクもついているし、ずっと使い続けるメインPCにはピッタリだと思いました。
というか読込3430MB/sの書込2600MB/sは、M.2 SSDが初めての自分には異次元すぎる。前のPCで使ってたSSDは読込550MB/sの書込530MB/sだったぞ……。
ここにWindows 10 Proをインストールします。ライセンスは余ってたやつを使いました。
M.2 SSDが二つ刺さるので、安く手に入るなら1TBをもう一つ買おうか検討中です。
Windowsやよく使うソフトはこのM.2 SSDに、ゲームなどの容量を食うもので速度が求められるものは2つ目のM.2 SSDに、それ以外のものはWD Black 6TB HDDに……もありかもしれませんね。
電源の選定理由
本当は電源も流用予定でしたが、以前のものが550W GOLDと若干余裕がないので、850W GOLDを調達しています。
今回の構成で850Wはやや過剰なのかもしれませんが、将来的にCPUをグレードアップさせたり、色々と拡張しても余裕があればいいなと。
結果的に旧PCに電源が残る形になったので、旧PCの方も何かしら用途を与えれば運用できるかなと思います。何かいい使い道があれば教えてください。
ケースの選定理由
ケースは以前使用していたZALMAN Z9 U3を流用してもよかったかもしれませんが、電源を新調したことから、以前のものにも何かしら今後役割を与えれるかなと思って新しく買っています。
以前使っていたZ9 U3よりもひと回り大きく、クソデカケースですが、自作慣れしていない自分には裏配線がやりやすくて良さそうだと思って選びました。
もしグラボを新調したい時もボード長390mmのものを選べますし、水冷も組みこめます。また、フロント・サイド・トップがワンタッチで開けることができてメンテナンス性がとても良いです。
また、前面に5インチベイが2つあるものを重視して探しました。BDドライブとUSBポートを追加したいので。BDドライブをつけないことを前提としたケースが多いですが、必要になったときに外付けをわざわざつけるのは面倒なのであったほうが便利かなと。
以上のことから、もし中身を丸ごと変えてもケースはずっと使い続けられるかなと思ったのもポイントです。『新しく2万もするケースを買わなければ、RTX 2060 Superに出来ただろ!』とか言われそうですが、アーアーキコエナイキコエナイ。
ただ、デカすぎて今までPCを置いていた場所に収まらなくなったのは内緒です。寝ているときに地震が起きたら頭にPCが降ってきて死にます。死にたくないので置き方を考えるか寝る場所を変えます。
外観と1ヶ月使用した感想
出来上がったのがこちら。
天面方向に排気するように赤く光るファンを設置しています(AMDなので赤をチョイス)。
なのでやや光が物たりませんが、ちょうどいいかな。ギラギラと七色に光るスーパー玉出みたいなPCは求めてなかったのでこれでいいです。側面のパネルから妖しく赤い光が洩れるのがたまりません。
1ヶ月ほど使いましたが、使用感のほうもめちゃくちゃ快適。
3.6GhzのRyzen 5 3600ですが、Game boostというmsiマザーボードの機能で4.2Ghzにお手軽OCしています。現状、動作が不安定になることもなく問題なく動作しています。
黒い砂漠をやってみましたが、リマスターモードでアンチエイリアシングをTTA、テクスチャのクオリティを高にしても60FPSで安定します。前にやったときはグラフィックのクオリティをLowにしてなんとか20FPSぐらいで遊んでたので、ヌルヌル高画質で全く別のゲームをやっている感覚に陥りました。
ここまではリマスターモードばかりでしたが、最高画質のウルトラモードも載せてみたいと思います。
ウルトラモードに変えた直後は劇的に変わった印象はなかったのですが、比較してみると、水面・岩を見ると光の描写が全く違うことがわかります。星空も綺麗に映っていますね。
このあとリマスターモードに戻したら「ウルトラモードでプレイしたい!」と思いましたが、ウルトラモードだと30FPSまで低下するので、一度60FPSで慣れたら常用はとてもじゃないけどできませんね。おとなしくリマスターモードでプレイします……。
RTX2060すごい。
現状、60FPS程度で満足してるので、高リフレッシュレートのゲーミングモニターを買えばどうなることやら……。
まだマイクラのレイトレーシングは試していませんが、正式版が出たらやってみます。それまでは影MODかな。Far cry 5やDark Souls3も購入しましたが、結局ゲームは黒い砂漠しかやっていません。
また自分の場合、ゲーム以外の用途だとRyzen 5 3600でも特に重たくなることもなく、全体的に動作は良好です。A10-7800だと重たくなっていたであろう場面であっても、6コア12スレッドの暴力やグラフィック性能の向上で解決できています。
黒い砂漠など、ゲームをしていたら一時的にCPU温度が70度を回ることもありますが、虎徹Mk2がちゃんと冷やしてくれてすぐに50度ぐらいに下がるので安心です。
細かいところでは、前面にUSBポートを追加して正解でした。USB2.0×2、USB3.0×5、Type-C×1、Quick Charge 3.0/高速充電×2はなかなか便利。割とポンポン挿すので前のPCの4ポートだと足りなくなっていましたが、これだといざというときに困りません。
まとめ
ようやく令和最新版PCを組むことができました。
(令和最新版PCの定義はわからんけど、ある程度新しくて令和になってから組んだら令和最新版でいいんじゃないかな、知らんけど)
総額149,400円ですが給付金で100,000円マイナスされるので実質49,400円です。安倍ちゃんありがとう。おかわりください。
給付金でPCを組んだり娯楽面の消費を行うと『不謹慎だ!』とか『生活費に充てるべきだ!』とか言われる事例をよく目にしましたが、僕は全く同意しません。生活費に充てたらどうせ浮いたお金でPCを組むことになるからです。
娯楽への消費が不謹慎だとはまったく思いませんし、給付金の目的を考えれば貯金するよりマシです。それに、生活費は単発の消費ですが、一度PCを組むと、ソフトとハードへの継続的な消費が見込めるので、経済を考えるならそちらのほうがよっぽど経済が回ると思います。知らんけど。
今回は全部Amazonで購入したのですが、PCショップ系で購入すればセット価格で安くなってたかもしれんと後から気付きました。後の祭りです。
まあクレジットカードのキャンペーンのおかげでポイントが貯まって、国内往復の航空券に引き換えられるようになったので良しとしましょう。
パーツを選んでいる時、「BTOのほうが同じぐらいの値段で性能が良いものが手に入って、配線も熱対策もしっかりやってくれるだろうし、そっちのほうがいいかなー」と思わないこともありませんでした。
ですが、普段自分が使うものなので用途を考えて調べながらパーツを選びをすると知識がつくかなと思い挑戦しました。なにより愛着も湧きます。BTOだとケースもイマイチだったしね。
こだわればもっと調べてより良いパーツ選定が出来たのかもしれませんが、それは次回のパーツ更新にとっておきます。
特に現状不満を感じていないので、ハイエンドなグラフィックが要求されるゲームを最高設定でやり始めたら、CPUとグラボを変えるかも?程度ですね。第3世代Ryzen7かRyzen9が型落ちになって安くなったら購入検討するかもしれません。
でも正直スペックに不満を持つ未来が来るのか怪しいので、5年は問題なく戦える気がしています。それよりも先にモニターや周辺機器類などの環境を整えていきたいところです。
この新しい愛機で、遊ぶことも、自分のスキルアップになることもこなしていけたらなあと思っています。
おわり。